まずはターゲットを明確にする
サロンへの集客を考えた時にやってしまいがちなのは、メニューを作るところから始めてしまうことです。
メニューをを作ってから
「このメニューをどうやって売ろうか」「どんな人をターゲットにするか」「単価はどうしようか」と
考えている場合は、集客が非常に難しくなってしまいます。
ほとんどのメニューはすでにどこかのサロンにもある場合が多く、
ターゲットが決まっていないと、お客様の目にも留まりにくいのです。
ターゲットを明確にし、「誰にどうなってもらいたいのか」「自分にはどうしてそれができるのか」を
はっきりと示すことで、お客様がつい通いたくなるような発信がしやすくなるのです。
こんなお悩みはありませんか
新規顧客を獲得したい
長期的に来てくれる顧客を増やしたい
効果的に宣伝を行いたい
エステサロンの集客には
コツがあります
体験メニューで将来の顧客をつなぎとめる
新規顧客の獲得には、体験メニューが効果的です。
これまでの体験メニューは、「本命商品の体験版を売る」ためだけのものでしたが、現在は、お店の存在を知っていただくことを目的にするケースが増えています。
そのため、体験メニューでは、最も人を集めやすいメニューを用意すれば効果が得られるでしょう。
例えば、カラーリングや白髪染め、まつげエクステやネイルと言った、お客様にとって継続的に必須となるメニューを考えてみましょう。
まずは気軽に通いやすいメニューを提供し、その中でお客様の本音を引き出すことができれば、本命商品につなげることができます。
このように、将来の見込み客を体験メニューでつなぎとめておくことが大切です。
お客様との良い関係性を築く
どんなオーナーも「いいお客様に長期的に来ていただきたい」と考えるのではないでしょうか。
お客様に「長く通いたい」と感じていただくには、「お客様の要望を汲み取る」ことが大切です。
お客様の要望を汲み取る方法としては、まず自分が相手に何を提供できるのかを想像することです。
こちらの心を開き、気づかいや思いやりを持ってお客様と接することで、「わたしのことを考えてくれているんだ」「居心地がいいなぁ」と、セラピストに信頼を寄せるようになります。
このように、お客様の気持ちに寄り添い、すべてを受け入れるスタンスでいれば、おのずと信頼関係が生まれます。
「スタッフ対お客様」でなはく、大切な友人のように思うことで、生涯にわたって通っていただけるような関係性を築くことができるのです。
戦略的に媒体を選定する
集客の強い味方になってくれる広告媒体ですが、ただやみくもに広告を出せばいいというものではありません。
まずはお店を知ってもらいたいのか、すでに購買意欲のある人を集めたいのか、一度に多くのお客様を集めたいのかなど、何のために広告媒体を活用するのか目的をはっきりさせて選定すると良いでしょう。
また、ネット予約ができる、お客様の支払いの負担が軽減できるなどの、お客様側のメリットも考慮することで、獲得したい層を絞ることもできます。
広告媒体を活用する際は、それぞれの特徴を知り、上手に活用しましょう。
ワンポイントアドバイス
お客様を3タイプに分けてアプローチ
今持っている顧客リストを、次の3つに分類してみてください。
A:誘えば必ず来てくださる人
B:予定が合えば来てくださる人
C:（「それって何なの？」と）説明を求めてくる人
3つに分けたらまず、Aタイプからアプローチしていきましょう。決まりやすい人から声をかければ、モチベーションも保つことができます。集客の際に説明を求めてくる人は、誘っても来ることはないので、Cタイプへは勧誘を行いません。
ちなみに、Ａタイプが来店するようになると、Ｂタイプもおのずと足を運ぶようになります。
Ａタイプ・Ｂタイプが訪れるようになると、Ｃタイプも「みんなが行ってるなら私もいこうかな」という流れになります。
シンプルですが効果的な集客方法です。まずはリストを詳しく分類してみましょう。
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